怖い夢を見て目が覚めた
久しぶりに夜と昼の休みが組み合わさって
ゆっくり寝れると思ったら
怖い夢を見て目が覚めてしまった。
…いや、見続けるのが怖かったから無理に起きたって感じかな…。
怖い夢を見ると
いつも思い出す事がある。
昔、結婚したいぐらい大好きな彼氏と何年か遠距離恋愛してたのに
まさに「近くの友達」に熱烈に口説かれてしまった時があった。
悪いヤツじゃないどころか外見も中身もイイ男だったから
すごいグラついてしまった時の"決め手"が「怖い夢」だった。
人生で最も嫌な夢で目が覚めた明け方、
再び眠りに落ちるのも怖くて起きて悶々としてた私。
大好きな「遠くの彼氏」は仕事が朝早いから電話できない。
それでつい「近くの友達」に電話してしまった。
当然、彼は駆けつけてくれた。
そして、私を連れて朝日が昇るまでドライブして、
一緒に眠ってくれた。
こんなのダメだって事は分かってたけど、
もう彼を断るのも限界かも…って思った。
それぐらい好きになってしまってた。
でも彼氏を嫌いになったわけじゃないから
とても苦しかった。
だからといって
もちろん二股かけるわけにはいかない。
苦しいのは自分のせいなのに
苦しさから逃げる為だけに自分勝手な嘘の理由で
「遠くの彼氏」に別れを切り出した。
優しい彼氏は私の嘘に気付いてるだろうに
「…そうか、分かった。頑張れよ」って電話を切った。
枕に顔をうずめて声を上げて泣いた。
そして「近くの友達」は友達という名前のままでズルズル続いた。
彼はすごいモテるけど
いつも私と一緒にいてくれた。
でも、1年もすると、
「浮気な男だったけど私が最後の女」なんて
やっぱり誰もが思うような勘違いだった事に気付く。
この男と別れてすぐに「やり直そう」なんて
軽率すぎてダメだって思ったから
「自分のせいだから苦しめ!バカ女!」って自分を戒めて、
1年に何度か会っても「よりを戻したい」とは言わなかった。
でもその頃に相談した男友達に
「お前さぁ…
自分の事しか考えてないな。
反省したならすぐにでもよりを戻したいって素直に言えよ!
お前だけだろ、1人で悲劇を楽しんでるの。
彼氏からしたら余計迷惑な話だぜ?
会いたい時に来て心乱されるだけだろ」
それを言ったのが誰だったかすら覚えてないのに
その言葉はハッキリ覚えてる。
それから何度か会う度に
「もしできるならよりを戻して欲しい…」って頼んだけど
ダメだった。
「大切なものは失ってから気付く」とは良く言ったもんだな…
あとのまつりです。
「♪今すぐにやりなおせば
甘い言葉が嘘になる
会いたくなった時に
君はここにいない…」
先週、お店で久しぶりにこの曲聞いたから
サザン好きだった彼氏を思い出して
また胸が苦しくなった。
もうお気付きでしょう、
これが前回の日記に書いた
「好きなのに別れた彼氏」でした。
さて、こんな話を書いてる内に
怖い夢の内容もぼやけたから
また眠れそうかな…
またいつか
夢で会いましょう。
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